風疹とは、発疹、リンパ節腫脹、発熱を特徴とするウィルス性疾患症のことです。
近年は予防接種が行われているので発症数は減っていますが、妊婦が感染すると胎児にも感染することとがあります。胎児の感染により多発奇形が産まれた場合は、先天性風疹症候群と呼ばれます。
ですから、予防接種の受け忘れのないように注意しましょう。(集団接種ではありません!)
風疹は、ウィルスの飛沫(感染者のくしゃみや咳など)で感染していきます。
潜伏期間は2~3週間と結構長い方です。
症状としては、最初は風邪と似た症状が見られます。
そして、発熱・発疹・首のリンパ節の腫れといった症状が次々と現れてきます。
この症状も、だいたい2~3日で治まるので「3日はしか」とも呼ばれています。
子供の場合は重症になることはほとんどありません。
しかし、感染は乳幼児だけとは限りません。
子供のうちに風疹にかからなかった方が、成人になって感染すると症状も重く、まれに脳炎になる事もあります。先ほども言いましたが、女性は特に注意が必要です。
子供の頃に予防接種を受けていても、生涯免疫が得られない可能性もあります。
ですから、結婚、妊娠を望んでいる女性はあらかじめ予防接種を受けておく事をお勧めします。
第一子で抗体があっても、次の妊娠の時に抗体が減ってしまい、母親には症状が出なかったのに胎児に感染してしまった例もあります(上の子が幼稚園、学校からもらってきたため)。自分に抗体があるかどうかは血液検査で調べることができますので、心配な方は確認してみてください。
2006年4月からは、麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)の接種が受けられるようになりました(1歳と、小学校入学前の2回接種)。ただし、集団接種ではありませんので、受け忘れのないように充分注意をしてください。
2008年4月から5年間は、旧制度で麻疹と風疹の単体ワクチンを1回ずつしか接種していない方に対して、2回目の接種機会を確保するために、中学1年・高校3年に相当する年齢が接種対象となりました。(一人あたりの接種回数が計4回になる、というものではありません。)
ごく最近の制度変更ですから、不明な点は各地区の保健センターやかかりつけの医療機関に相談すると良いでしょう。
